icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina49巻3号

2012年03月発行

文献概要

今月の主題 内科医のための気管支喘息とCOPD診療 気管支喘息,COPDの新たな認識

COPDにもいろいろある―COPD表現型

著者: 一和多俊男1 清水谷尚宏1 内海健太1

所属機関: 1東京医科大学八王子医療センター呼吸器内科

ページ範囲:P.388 - P.390

文献購入ページに移動
ポイント

★COPDはheterogeneousな疾患である.

★1秒量値のみでCOPDの病態を判断して,適切な治療を選択することは困難である.

★1秒量が急速に低下するCOPDは,通常のCOPDと異なったサブグループである可能性がある.

★COPDをサブグループに分類することは,患者に適切な治療を提供するうえで重要である.

参考文献

1)Vestbo J, et al:Evaluation of COPD Longitudinally to Identify Predictive Surrogate End-points(ECLIPSE). Eur Respir J 31:869-873, 2008
2)(No authors listed):Blue bloater:pink puffer. Br Med J 2:677, 1968
3)日本呼吸器学会COPDガイドライン第3版作成委員会(編):COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第3版,メディカルレビュー社,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?