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今月の主題 内科医のための気管支喘息とCOPD診療 気管支喘息,COPDの診断・治療をする前に
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症とは―気管支喘息との鑑別が重要
著者: 濵田薫1
所属機関: 1奈良県立医科大学看護学科臨床病態医学
ページ範囲:P.416 - P.419
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★アレルギー性気管支肺アスペルギルス症は真菌が気道内で腐生・増殖することにより,Ⅰ型,Ⅲ型,Ⅳ型アレルギー反応を介して気管支喘息および好酸球性肺炎をきたす.
★アレルギー性気管支肺アスペルギルス症は組織学的に中枢性気管支拡張症と粘液栓(子),気管支中心性肉芽腫が特徴的な疾患である.
★アレルギー性気管支肺アスペルギルス症は真菌が気道内で腐生・増殖することにより,Ⅰ型,Ⅲ型,Ⅳ型アレルギー反応を介して気管支喘息および好酸球性肺炎をきたす.
★アレルギー性気管支肺アスペルギルス症は組織学的に中枢性気管支拡張症と粘液栓(子),気管支中心性肉芽腫が特徴的な疾患である.
参考文献
1)蛇沢 晶,他:手術例からみたアレルギー性気管支肺アスペルギルス症・真菌症の病理形態学的研究.日呼吸会誌36:330-337, 1998
2)Agarwal R:Severe asthma with fungal sensitization(Review). Curr Allergy Asthma Rep 11:403-413, 2011
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