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連載 演習・循環器診療・10
肝臓ラジオ波治療後,徐脈が遷延した一例
著者: 今井靖1 杉山裕章1 朝田一生1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院循環器内科
ページ範囲:P.532 - P.535
文献購入ページに移動55歳の男性.
主 訴 特になし.肝腫瘍に対する加療のため入院.
現病歴 刺青歴のある症例で,1992年全身倦怠感が出現,C型慢性肝炎と診断され,その後,近医にて定期的にフォローされていた.2000年肝臓癌を指摘され,肝動脈塞栓術(TAE)施行ののち外科において肝拡大S7切除術を施行した.2006年に再発,以後当院にてラジオ波治療のために繰り返し入院し,2012年1月,肝腫瘍再発に対する再度のラジオ波治療のため入院となった.
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