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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻4号

2012年04月発行

文献概要

今月の主題 神経内科エマージェンシー―日常臨床でどこまで対応できるか これらの症状に遭遇したときに何を考えるか―診断へのアプローチ 【遭遇することの多い症状】

運動麻痺

著者: 徳岡健太郎1 北川泰久1

所属機関: 1東海大学医学部付属八王子病院神経内科

ページ範囲:P.584 - P.587

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ポイント

★運動麻痺の原因は多彩であるが,まずは問診,視診および診察を行い,局所診断へと進めていく.

★運動麻痺が軽度の場合は,時に見逃されることもある.患者が診察室に入ってくるときの様子から,歩き方,手の使い方などを注意深く観察しておく.

★問診では,発症様式(急性発症,緩徐進行性),麻痺がどの部位にあるのか(単麻痺,片麻痺,対麻痺,四肢麻痺),麻痺の程度(完全麻痺,不全麻痺),発症前の状態はどうであったかなどを聴取する.

参考文献

1)河井信行:運動麻痺・運動失調・筋力低下.救急集中治療23:1057-1063,2011
2)篠原幸人(監修),永山正雄,濱田潤一(編):神経救急・集中治療ハンドブックCritical Care Neurology,医学書院,2006
3)田崎義昭,斎藤佳雄(著),坂井文彦(改訂):ベッドサイドの神経の診かた,改訂17版,南山堂,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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