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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻4号

2012年04月発行

今月の主題 神経内科エマージェンシー―日常臨床でどこまで対応できるか

これらの症状に遭遇したときに何を考えるか―診断へのアプローチ 【遭遇することの多い症状】

痙攣

著者: 正崎泰作1 辻貞俊1

所属機関: 1産業医科大学神経内科

ページ範囲:P.588 - P.591

文献概要

ポイント

★痙攣をきたしうる病態には失神,てんかん,急性症候性発作,心因性発作などがある.

★詳細な病歴聴取,全身精査,脳波検査により早急に痙攣の原因をおさえる必要がある.

★痙攣の原因が不明である場合,全身状態が悪い場合,痙攣重積状態は入院が必要である.

参考文献

1)Guidelines for epidemiplogic studies on epilepsy. Commission on Epidemiology and Prognosis. International League Against Epilepsy. Epilepsia 34:592-596, 1993
2)日本神経学会てんかん治療ガイドライン作成委員会:てんかん治療ガイドライン2010,医学書院,2010
3)赤松直樹,辻 貞俊:ふるえと痙攣の鑑別のポイント.Mod Physician 27:37-39, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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