文献詳細
今月の主題 神経内科エマージェンシー―日常臨床でどこまで対応できるか
これらの症状に遭遇したときに何を考えるか―診断へのアプローチ 【遭遇することの多い症状】
文献概要
ポイント
★痙攣をきたしうる病態には失神,てんかん,急性症候性発作,心因性発作などがある.
★詳細な病歴聴取,全身精査,脳波検査により早急に痙攣の原因をおさえる必要がある.
★痙攣の原因が不明である場合,全身状態が悪い場合,痙攣重積状態は入院が必要である.
★痙攣をきたしうる病態には失神,てんかん,急性症候性発作,心因性発作などがある.
★詳細な病歴聴取,全身精査,脳波検査により早急に痙攣の原因をおさえる必要がある.
★痙攣の原因が不明である場合,全身状態が悪い場合,痙攣重積状態は入院が必要である.
参考文献
1)Guidelines for epidemiplogic studies on epilepsy. Commission on Epidemiology and Prognosis. International League Against Epilepsy. Epilepsia 34:592-596, 1993
2)日本神経学会てんかん治療ガイドライン作成委員会:てんかん治療ガイドライン2010,医学書院,2010
3)赤松直樹,辻 貞俊:ふるえと痙攣の鑑別のポイント.Mod Physician 27:37-39, 2007
掲載誌情報