文献詳細
文献概要
今月の主題 神経内科エマージェンシー―日常臨床でどこまで対応できるか これらの症状に遭遇したときに何を考えるか―診断へのアプローチ 【早期の対応が必要な症候】
視力・視野障害
著者: 柴田護1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部神経内科
ページ範囲:P.602 - P.605
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★単眼性か両眼性かを見極めて,眼科疾患が疑われた場合には眼科専門医にコンサルトする.
★眼底鏡で乳頭浮腫や網膜中心動脈閉塞症などによる異常所見の有無を確認する.
★頭痛を合併する場合には,緑内障,側頭動脈炎,下垂体卒中を念頭に置く.
★神経学的所見をとり,片麻痺や感覚障害の合併に気をつける.
★視野検査は対座法では精度に限界があるので,眼科で精査を行う.
★単眼性か両眼性かを見極めて,眼科疾患が疑われた場合には眼科専門医にコンサルトする.
★眼底鏡で乳頭浮腫や網膜中心動脈閉塞症などによる異常所見の有無を確認する.
★頭痛を合併する場合には,緑内障,側頭動脈炎,下垂体卒中を念頭に置く.
★神経学的所見をとり,片麻痺や感覚障害の合併に気をつける.
★視野検査は対座法では精度に限界があるので,眼科で精査を行う.
参考文献
1)Visual pathways. Brazis PW, et al(eds):Localization in clinical neurology, 5th ed, pp 131-168, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia, 2007
2)高橋愼一:第Ⅱ脳神経(視神経).鈴木則宏(編):神経診察クローズアップ,pp 10-15, メジカルビュー社,2011
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