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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻4号

2012年04月発行

文献概要

今月の主題 神経内科エマージェンシー―日常臨床でどこまで対応できるか これらの症状に遭遇したときに何を考えるか―診断へのアプローチ 【早期の対応が必要な症候】

構音障害・嚥下障害

著者: 加藤可奈子1 寺山靖夫1

所属機関: 1岩手医科大学神経内科・老年科

ページ範囲:P.610 - P.612

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ポイント

★構音障害,嚥下障害は大脳,脳幹,末梢神経(脳神経)の障害によって起こり,合併する他の神経障害によって病巣を推測する.

★病巣を推測し,頭部CT,MRI,また必要に応じて髄液検査を行う.

★原因疾患によっては呼吸障害を合併する場合もあるため,軽症例であっても経過観察が必要である.

参考文献

1)平山惠造(監修):臨床神経内科学,第5版,南山堂,2006
2)水野美邦:神経内科ハンドブック―鑑別と治療,第4版,pp 281-285,医学書院,2010
3)田崎義昭,斎藤佳雄(著),坂井文彦(改訂):ベッドサイドの神経の診かた,改訂16版,南山堂,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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