文献詳細
今月の主題 神経内科エマージェンシー―日常臨床でどこまで対応できるか
これらの症状に遭遇したときに何を考えるか―診断へのアプローチ 【早期の対応が必要な症候】
文献概要
ポイント
★排尿障害は蓄尿障害(失禁)と排出障害(尿閉)に分けられる.
★慢性の排尿障害から尿路感染を併発し,急性に敗血症や腎機能障害を起こすことがある.
★寝たきりで高度の便秘・宿便をもつ患者への浣腸は,直腸穿孔を生じることがあるので十分な注意が必要である.
★排尿障害は蓄尿障害(失禁)と排出障害(尿閉)に分けられる.
★慢性の排尿障害から尿路感染を併発し,急性に敗血症や腎機能障害を起こすことがある.
★寝たきりで高度の便秘・宿便をもつ患者への浣腸は,直腸穿孔を生じることがあるので十分な注意が必要である.
参考文献
1)落合慈之(監修):腎・泌尿器疾患ビジュアルブック,学研メディカル秀潤社,2010
2)西沢 理:よくわかって役に立つ排尿障害のすべて,永井書店,2007
3)服部孝道,他:神経疾患の排尿障害.神経内科64:1-64, 2006
4)穴澤貞夫,他:排泄リハビリテーション―理論と臨床,中山書店,2009
掲載誌情報