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今月の主題 神経内科エマージェンシー―日常臨床でどこまで対応できるか どのような治療を行うか―実践的アプローチ 【脳血管障害】
クモ膜下出血
著者: 中村元1 藤中俊之1 吉峰俊樹1
所属機関: 1大阪大学医学部脳神経外科
ページ範囲:P.634 - P.637
文献購入ページに移動★CTで診断のつかないクモ膜下出血が存在するため,疑わしい場合は,腰椎穿刺やMRI/MRAの施行を躊躇してはならない.
★クモ膜下出血の診断がつき次第,十分な鎮静,鎮痛,降圧を行い,再出血を予防する.
★脳動脈瘤破裂が原因であることが多く,専門医による再出血予防処置(開頭クリッピング術,コイル塞栓術)が必要である.
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