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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻4号

2012年04月発行

文献概要

今月の主題 神経内科エマージェンシー―日常臨床でどこまで対応できるか どのような治療を行うか―実践的アプローチ

てんかん重積

著者: 大門康寿1 竹川英宏1 平田幸一1

所属機関: 1獨協医科大学神経内科

ページ範囲:P.648 - P.651

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ポイント

★不可逆的な脳損傷を防ぐため,30分以内の痙攣消失を目指す.

★抗痙攣薬で痙攣が消失しない場合は,気道を確保し鎮静薬の持続静注を開始する.

★原因として,抗てんかん薬の内服アドヒアランス不良が最多であるが,他の原因精査も並行する.

参考文献

1)Koubeissi M, Alshekhlee A:In-hospital mortality of generalized convulsive status epilepticus;A large US sample. Neurology 69:886-893, 2007
2)水野美邦,他(編):神経内科ハンドブック―鑑別診断と治療,第3版,pp 163-185,医学書院,2002
3)日本神経学会(監修),「てんかん治療ガイドライン」作成委員会:てんかん治療ガイドライン2010, pp 72-85,医学書院,2010
4)日本蘇生協議会,他(監修),日本蘇生協議会(JRC)ガイドライン作成合同委員会:JRC蘇生ガイドライン2010,へるす出版,pp 415-418, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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