文献詳細
文献概要
今月の主題 糖尿病治療薬2012―皆が知りたい新しい治療A to Z 序章
これが第一! 食事と運動の処方箋―薬を使う前に!
著者: 津田謹輔1
所属機関: 1京都大学大学院人間・環境学研究科
ページ範囲:P.766 - P.769
文献購入ページに移動ポイント
★インスリン依存状態の患者については,すぐにインスリン注射を開始する.
★長年放置されていた高血糖を急激に下げると,網膜症や神経障害が悪化することがある.
★食事療法は,すべての糖尿病患者にとって糖尿病治療の出発点である.
★まず日常生活での身体活動(NEAT)を増やす.その後メディカルチェックを経て,積極的な運動療法を行う.
★食事・運動療法開始後,血糖値の高さや推移を考慮して,薬物治療を開始する.
★インスリン依存状態の患者については,すぐにインスリン注射を開始する.
★長年放置されていた高血糖を急激に下げると,網膜症や神経障害が悪化することがある.
★食事療法は,すべての糖尿病患者にとって糖尿病治療の出発点である.
★まず日常生活での身体活動(NEAT)を増やす.その後メディカルチェックを経て,積極的な運動療法を行う.
★食事・運動療法開始後,血糖値の高さや推移を考慮して,薬物治療を開始する.
参考文献
1)日本糖尿病学会(編):科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン,第2版,南江堂,2007
2)日本糖尿病学会(編):糖尿病食事療法のための食品交換表食品交換表,第6版,文光堂,2004
3)日本糖尿病学会(編):「食品交換表」を用いる糖尿病食事療法指導のてびき,第2版,文光堂,2004
4)日本糖尿病学会(編):糖尿病食事療法のための食品交換表 活用編,文光堂,2007
5)日本糖尿病学会(編):糖尿病治療ガイド2010,文光堂,2010
6)厚生労働省:健康づくりのための運動指針2006―生活習慣病予防のために,エクササイズガイド2006(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/undou01/pdf/data.pdf)
7)Nathan DM, et al:Medical management of hyperglycemia in type2 diabetes;A consensus algorithm for the initiation and adjustment of therapy. Diabetes Care 32:193-203, 2009
掲載誌情報