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今月の主題 糖尿病治療薬2012―皆が知りたい新しい治療A to Z 変化する抗糖尿病薬内服治療
インクレチンアナログと併用するスルホニルウレア(SU)薬―使い方のポイント
著者: 前田貴子1 荒木栄一1
所属機関: 1熊本大学大学院生命科学研究部代謝内科学
ページ範囲:P.801 - P.803
文献購入ページに移動★GLP-1アナログ製剤はSU薬と併用することが多い.
★SU薬の投与量は,「インクレチン(GLP-1受容体作動薬とDPP-4阻害薬)の適正使用に関する委員会」からのrecommendationを参考にする.
★現時点で本邦の保険診療上では,リラグルチドはSU薬との併用のみ認められているが,エキセナチドはSU薬だけでなく,ビグアナイド系薬剤またはチアゾリジン系薬剤との併用も可能である.
★GLP-1アナログ製剤は,SU薬との併用の際には重篤な低血糖がみられることがあるため,投与初期は特に慎重な経過観察が必要である.
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