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今月の主題 糖尿病治療薬2012―皆が知りたい新しい治療A to Z 自己注射療法の新たな展開
GLP-1アナログ製剤のホルモン制御と食欲
著者: 亀井信二1 加来浩平1
所属機関: 1川崎医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科学
ページ範囲:P.820 - P.823
文献購入ページに移動★内因性インスリン分泌能が保持されている2型糖尿病患者がGLP-1アナログ製剤による治療対象である.
★なかでも過食,肥満があり,このために血糖コントロールが改善しない症例が積極的な治療対象となる.
★インスリンの代替薬では決してないため,インスリン治療からの切り替えを検討する場合は,専門医の下で,原則入院で行うことが望ましい.
★前治療が経口血糖降下薬の場合は,外来でGLP-1アナログ製剤の導入も可能である.
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