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今月の主題 新規経口抗凝固薬の光と影 経口抗凝固薬が必要な病態とその動向
経口抗凝固薬と必要な病態
著者: 坂田洋一1
所属機関: 1自治医科大学分子病態治療研究センター
ページ範囲:P.948 - P.951
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★新規経口抗凝固薬(抗活性化凝固第X因子,抗トロンビン薬)が,光を浴びて表舞台へ登場した.
★抗血栓薬は効果と副作用(出血)が同じベクトル上にある.
★新規薬剤の効果を予測する検査は未確立であり,効果の特異的中和薬も存在しない(影).
★新規抗凝固薬の投与は,注意深い患者の選択と投与量の設定,および経過観察が望まれる.
★新規経口抗凝固薬(抗活性化凝固第X因子,抗トロンビン薬)が,光を浴びて表舞台へ登場した.
★抗血栓薬は効果と副作用(出血)が同じベクトル上にある.
★新規薬剤の効果を予測する検査は未確立であり,効果の特異的中和薬も存在しない(影).
★新規抗凝固薬の投与は,注意深い患者の選択と投与量の設定,および経過観察が望まれる.
参考文献
1)Stuart JC, et al:Dabigatran versus warfarin in patients with atrial fibrillation. N Engl J Med 361:1139-1151, 2009
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