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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻6号

2012年06月発行

文献概要

今月の主題 新規経口抗凝固薬の光と影 経口抗凝固薬が必要な病態とその動向

体内に人工物を入れたときの抗血栓療法について

著者: 吉田俊伸1 高山守正2

所属機関: 1心臓病センター榊原病院 2日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院

ページ範囲:P.952 - P.956

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ポイント

★体内人工物を用いた抗血栓療法には出血と血栓塞栓症の危険が共存している.

★体内に人工物を入れたときの抗血栓療法を行うには,推奨された方法があり,参考にして実施してほしい.

★抗血栓療法継続例の抜歯小手術の多くは中止不要だが,高危険手技には推奨される中止法と代替法がある.

参考文献

1)Bonow RO, et al:ACC/AHA 2006 Guidelines for the Management of Patients With Valvular Heart Disease. 2006
2)日本循環器学会,他(編):循環器疾患における抗凝固・抗血小板療法に関するガイドライン(2009年改訂版),2009
3)日本循環器学会,他(編):肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン(2009年改訂版),2009
4)Norgen L, et al:Inter-Society Consensus for the Management of Peripheral Artery Disease(TASCⅡ). J Vasc Surg 45(Suppl S):S5-67, 2007
5)日本循環器学会,他(編):末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン(JCS 2009),2009
6)日本消化器内視鏡学会(監修):消化器内視鏡ガイドライン,第3版,医学書院,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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