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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻7号

2012年07月発行

今月の主題 肝硬変update―より良き診療のために

より良き診療のために

肝硬変診療ガイドラインの使い方

著者: 福井博1

所属機関: 1奈良県立医科大学第3内科

ページ範囲:P.1118 - P.1121

文献概要

ポイント

★日本消化器病学会肝硬変診療ガイドラインは,EBMに基づいた初の包括的ガイドラインである.

★本ガイドラインは,診断,治療,肝硬変合併症の診断・治療,予後予測,肝移植の5つの部分からなる.

★重要な臨床的課題にQ&A形式で答え,根拠となるエビデンスを明示している.

★肝硬変の初期診療の場において,一般医の正しい臨床判断を助ける目的がある.

★保険診療と相容れない部分は将来に残された課題である.

参考文献

1)日本消化器病学会(編):肝硬変診療ガイドライン,南江堂,2010
2)福井 博:海外の肝硬変診療ガイドラインを解釈する.肝胆膵60:249-255, 2010
3)福井 博:ガイドラインを活かせるか―『肝硬変診療ガイドライン』の作成経験から.日本医事新報4572:52-53, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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