文献詳細
今月の主題 肝硬変update―より良き診療のために
より良き診療のために
文献概要
ポイント
★日本消化器病学会肝硬変診療ガイドラインは,EBMに基づいた初の包括的ガイドラインである.
★本ガイドラインは,診断,治療,肝硬変合併症の診断・治療,予後予測,肝移植の5つの部分からなる.
★重要な臨床的課題にQ&A形式で答え,根拠となるエビデンスを明示している.
★肝硬変の初期診療の場において,一般医の正しい臨床判断を助ける目的がある.
★保険診療と相容れない部分は将来に残された課題である.
★日本消化器病学会肝硬変診療ガイドラインは,EBMに基づいた初の包括的ガイドラインである.
★本ガイドラインは,診断,治療,肝硬変合併症の診断・治療,予後予測,肝移植の5つの部分からなる.
★重要な臨床的課題にQ&A形式で答え,根拠となるエビデンスを明示している.
★肝硬変の初期診療の場において,一般医の正しい臨床判断を助ける目的がある.
★保険診療と相容れない部分は将来に残された課題である.
参考文献
1)日本消化器病学会(編):肝硬変診療ガイドライン,南江堂,2010
2)福井 博:海外の肝硬変診療ガイドラインを解釈する.肝胆膵60:249-255, 2010
3)福井 博:ガイドラインを活かせるか―『肝硬変診療ガイドライン』の作成経験から.日本医事新報4572:52-53, 2011
掲載誌情報