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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻7号

2012年07月発行

文献概要

今月の主題 肝硬変update―より良き診療のために 肝硬変の診断法

ベッドサイドの診察法―病歴・患者背景,身体所見

著者: 井戸章雄1 椨一晃1 坪内博仁1

所属機関: 1鹿児島大学大学院消化器疾患・生活習慣病学

ページ範囲:P.1130 - P.1133

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ポイント

★肝硬変患者の病歴聴取では,その成因となる疾患の特徴や所見を把握しておくことが重要である.

★身体所見の観察においては,代償期から非代償期に移行した際の所見を見逃さないようにする.

★適切なタイミングで肝臓専門医へ紹介し,患者の予後やQOLの改善を目指す.

参考文献

1)坪内博仁,他:肝障害患者を診たとき―軽度肝障害から劇症化までの肝機能検査の読み方.日医師会誌138:1075-1079, 2009
2)高瀬修二郎:アルコール性肝障害.杉本恒明,矢崎義雄(編):内科学,pp 973-976, 第9版,朝倉書店,2007
3)井廻道夫:肝疾患患者の病歴と身体所見の取り方.井廻道夫,他(編):肝臓病学,pp 94-97,朝倉書店,2006
4)Ghany M, Hoofnagle H J(著),大平弘正(訳):肝疾患患者へのアプローチ.Fauci AS, et al(編),福井次矢,黒川 清(日本語版監修):ハリソン内科学,第3版,pp 1985-1990,MEDSi,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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