icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina49巻7号

2012年07月発行

今月の主題 肝硬変update―より良き診療のために

肝硬変の診断法

画像検査(CT,MRI)の留意点

著者: 中村功一1 松井修1

所属機関: 1金沢大学附属病院放射線科

ページ範囲:P.1144 - P.1148

文献概要

ポイント

★CT,MRIで肝硬変に伴う変形や肝実質の変化および門脈圧亢進に伴う随伴所見を捉える.

★肝硬変では,肝実質はびまん性に再生結節と線維化によって置換されている.

★肝硬変には種々の結節性病変が発生しうるが,再生結節と早期肝細胞癌との鑑別が重要である.

参考文献

1)松井 修(編著):肝の画像診断,医学書院,1995
2)南口博紀,佐藤守男:早期の癌の画像診断―肝癌.画像診断29:997-1005,2009
3)福井真実,古賀久雄:肝の再生結節,pp 242-243,肝硬変と塊状線維化巣,pp 246-247,山下康行(編著):肝胆膵の画像診断─CT,MRIを中心に,秀潤社,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら