文献詳細
今月の主題 肝硬変update―より良き診療のために
肝硬変の治療
文献概要
ポイント
★肝硬変患者は高い頻度で蛋白・エネルギー栄養障害を合併する.
★蛋白・エネルギー栄養障害は肝硬変患者の予後とQOLを悪化させる.
★肝硬変患者では,的確な蛋白栄養アセスメント,エネルギー栄養アセスメントが必須である.
★肝硬変患者の蛋白低栄養状態には分岐鎖アミノ酸製剤を投与する.
★肝硬変患者のエネルギー低栄養状態は就寝前軽食(夜食)によって治療する.
★肝硬変患者は高い頻度で蛋白・エネルギー栄養障害を合併する.
★蛋白・エネルギー栄養障害は肝硬変患者の予後とQOLを悪化させる.
★肝硬変患者では,的確な蛋白栄養アセスメント,エネルギー栄養アセスメントが必須である.
★肝硬変患者の蛋白低栄養状態には分岐鎖アミノ酸製剤を投与する.
★肝硬変患者のエネルギー低栄養状態は就寝前軽食(夜食)によって治療する.
参考文献
1)日本消化器病学会(編):肝硬変診療ガイドライン,p xix,南江堂,2010
2)Terakura Y, Shiraki M, et al:Indirect calorimetry and anthropometry to estimate energy metabolism in patients with liver cirrhosis. J Nutr Sci Vitaminol 56:372-379, 2010
3)Muto Y, Sato S, et al:Effects of oral branched-chain amino acid granules on event-free survival in patients with liver cirrhosis. Clin Gastroenterol Hepatol 3:705-713, 2005
4)Nakaya Y, Okita K, et al:BCAA-enriched snack improves nutritional state of cirrhosis. Nutrition 23:113-120, 2007
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