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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻7号

2012年07月発行

文献概要

今月の主題 肝硬変update―より良き診療のために 肝硬変の治療

―抗ウイルス療法でどこまで治せるか―B型肝硬変

著者: 保坂哲也1 熊田博光1

所属機関: 1虎の門病院肝臓センター

ページ範囲:P.1182 - P.1184

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ポイント

★線維化進行が疑われる症例は専門医へ紹介を速やかに行う.

★B型肝硬変の治療適応は,ALT値,HBV DNA量を参考に決定する.

★B型肝硬変の治療薬は原則エンテカビルである.

★B型肝硬変に対する抗ウイルス療法を適切に行えば,肝発癌抑制にもつながる.

参考文献

1)Liaw YF, et al:Lamivudine for patients with chronic hepatitis B and advanced liver disease. N Engl J Med 351:1521-1531, 2004
2)Papatheodoridis GV, et al:Incidence of hepatocellular carcinoma in chronic hepatitis B patients receiving nucleos(t)ide therapy;A systematic review. J Hepatol 53:348-356, 2010
3)Peng CY, et al:Hepatitis B virus-related decompensated liver disease;Benefits of antiviral therapy. J Hepatol, in press, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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