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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻7号

2012年07月発行

文献概要

今月の主題 肝硬変update―より良き診療のために 肝硬変合併症の治療

バルーン閉塞下逆行性経静脈塞栓術(B-RTO)

著者: 赤星朋比古12

所属機関: 1九州大学大学院先端医療医学・災害救急医学 2九州大学大学院消化器・総合外科

ページ範囲:P.1199 - P.1203

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ポイント

★B-RTOは本邦で開発され,発展した胃静脈瘤に対するIVR治療である.

★肝性脳症,異所性静脈瘤に対してもmajor shuntを有しているものであれば,高い治療効果をもつ低侵襲な治療法である.

★門脈圧の上昇により食道静脈瘤の増悪に注意が必要である.

参考文献

1)Kanagawa H, et al:Treatment of gastric fundal varices by balloonoccluded retrograde transvenous obliteration. J Gastroenterol Hepatol 11:51-58, 1996
2)Akahoshi T, et al:Long-term results of balloon-occluded retrograde transvenous obliteration for gastric variceal bleeding and risky gastric varices;A 10-year experience. J Gastroenterol Hepatol 23:1702-1709, 2008
3)Garcia-Tsao G, et al:Practice Guidelines Committee of the American Association for the Study of Liver Diseases;Practice Parameters Committee of the American College of Gastroenterology. Prevention and management of gastroesophageal varices and variceal hemorrhage in cirrhosis. Hepatology 46:922-938, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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