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文献概要
今月の主題 内科診断の本道―病歴と身体診察情報からどこまでわかるか? 感染症
敗血症
著者: 大曲貴夫1
所属機関: 1国立国際医療研究センター国際感染症センター
ページ範囲:P.1496 - P.1499
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★患者の訴えから鑑別診断として感染症を想起した場合,敗血症の状態かどうかの判断は,その後のマネジメントを変えうるため,きわめて重要である.
★敗血症かどうかの判断のためには,患者のバイタルサインを速やかに把握し,全身性炎症反応症候群の状態かどうかをすぐに判別することが必要である.
★患者の訴えから鑑別診断として感染症を想起した場合,敗血症の状態かどうかの判断は,その後のマネジメントを変えうるため,きわめて重要である.
★敗血症かどうかの判断のためには,患者のバイタルサインを速やかに把握し,全身性炎症反応症候群の状態かどうかをすぐに判別することが必要である.
参考文献
1)Bone RC, et al:Definitions for sepsis and organ failure and guidelines for the use of innovative therapies in sepsis. The ACCP/SCCM Consensus Conference Committee. American College of Chest Physicians/Society of Critical Care Medicine. Chest 101:1644-1655, 1992
2)大曲貴夫:感染症診療のロジック,南山堂,2010
3)Talan DA, et al:Severe sepsis and septic shock in the emergency department. Infect Dis Clin North Am 22:1-31, 2008
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