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今月の主題 内科診断の本道―病歴と身体診察情報からどこまでわかるか? 腎泌尿器・女性器疾患
骨盤内炎症性疾患(PID)
著者: 尾原晴雄1
所属機関: 1沖縄県立中部病院総合内科
ページ範囲:P.1568 - P.1571
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★女性の腹痛患者では,内科・外科疾患のみでなく,常に妊娠性疾患,産婦人科疾患を念頭に置く.
★PIDの診断には,腹痛に関する詳しい病歴,身体診察に加えて,PIDを意識した産婦人科的問診,生活歴が重要である.
★女性の腹痛患者では,内科・外科疾患のみでなく,常に妊娠性疾患,産婦人科疾患を念頭に置く.
★PIDの診断には,腹痛に関する詳しい病歴,身体診察に加えて,PIDを意識した産婦人科的問診,生活歴が重要である.
参考文献
1)沖縄県立中部病院卒後臨床研修管理委員会:OCH初期研修ERマニュアル,第2版,医療文化社,2012
2)Kruszka PS, Kruszka SJ:Evaluation of Acute Pelvic Pain in Women. Am Fam Physician 82:141-147, 2010
3)Workowski KA, et al:Sexually Transmitted Diseases Treatment Guidelines, 63-67, 2010.(http://www.cdc.gov/std/treatment/2010/default.htm)
4)Morishita K, et al:Clinical prediction rule to distinguish pelvic inflammatory disease from acute appendicitis in women of childbearing age. Am J Emerg Med 25:152-157, 2007
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