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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻9号

2012年09月発行

今月の主題 内科診断の本道―病歴と身体診察情報からどこまでわかるか?

座談会

内科診断のパラダイムシフト

著者: 福原俊一1 野口善令2 野々垣浩二3 徳田安春4

所属機関: 1京都大学大学院医療疫学分野 2名古屋第二赤十字病院総合内科 3大同病院消化器内科 4筑波大学水戸地域医療教育センター・水戸協同病院

ページ範囲:P.1606 - P.1618

文献概要

これまで,わが国の内科診断では,検査を重視する診断スタイルがなされてきた.これは,病歴,身体診察情報を重視する北米式の診断スタイルとは大きく異なっている.

検査を重視する診断スタイルに伴う弊害とは何か.そして,病歴や身体診察情報から鑑別診断を絞り込んでいく診断スタイルへと変わることには,どのようなメリットがあるのか.

わが国が検査偏重の診断スタイルとなった原因も含め,医学教育,高齢社会,グローバル化など,さまざまなキーワードと絡めてお話しいただいた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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