文献詳細
文献概要
診断のポイント
心房中隔欠損症
著者: 依藤進1
所属機関: 1神戸大内科
ページ範囲:P.1184 - P.1186
文献購入ページに移動一次口欠損症と二次口欠損症
心房中隔欠損症には一次孔欠損症と二次孔欠損症があり,圧倒的に数が多いのは二次孔欠損症で,ふつう心房中隔欠損症といえば二次孔欠損症をさしているので,ここでも主として二次孔欠損症について述べるが,特に断わりなしに心房中隔欠損症といえば.二次孔欠損症をさしているものと思っていただきたい.
経静脈性にカテーテルを左房に挿入し,そこから注入した造影剤が右房をも造影することができれば,診断が確定し,また心臓カテーテル法で,肺動脈圧,心送血量.シャント血量を測定すれば,その程度が判定できることはいうまでもないが,そんな味気ない話は述べないことにして,推論の妙味を味わいつつ診療を続けていく平凡な内科医に必須な診断のポイントを述べることにしよう.
心房中隔欠損症には一次孔欠損症と二次孔欠損症があり,圧倒的に数が多いのは二次孔欠損症で,ふつう心房中隔欠損症といえば二次孔欠損症をさしているので,ここでも主として二次孔欠損症について述べるが,特に断わりなしに心房中隔欠損症といえば.二次孔欠損症をさしているものと思っていただきたい.
経静脈性にカテーテルを左房に挿入し,そこから注入した造影剤が右房をも造影することができれば,診断が確定し,また心臓カテーテル法で,肺動脈圧,心送血量.シャント血量を測定すれば,その程度が判定できることはいうまでもないが,そんな味気ない話は述べないことにして,推論の妙味を味わいつつ診療を続けていく平凡な内科医に必須な診断のポイントを述べることにしよう.
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