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文献詳細

雑誌文献

medicina5巻10号

1968年10月発行

文献概要

治療のポイント

小児の肥満

著者: 日比逸郎12

所属機関: 1国立小児病院内分泌代謝科 2東大

ページ範囲:P.1191 - P.1193

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治療の原理
 肥満児では"過食→肥満→運動量の減少→相対的過食→肥満"という悪循環ができあがっている.この悪循環を断ち切るためには理論的には減食,運動量増加のいずれから始めてもよいわけであるが,実際にはいきなり運動量をふやすことは肥満の程度がごく軽い場合をのぞいては不可能で,減食によってある程度肥満が軽減してきてはじめて運動量の増加を期待できるようになる.したがって食餌療法が治療の基幹となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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