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文献詳細

雑誌文献

medicina5巻10号

1968年10月発行

文献概要

症例 全身性疾患と腎・2

腎とアミロイド症

著者: 木下康民1

所属機関: 1新大内科

ページ範囲:P.1248 - P.1251

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アミロイド症の分類
 アミロイド(Amyloid,類殿粉)が腎糸球体とか,腎の細動脈,あるいは尿細管,さらには間質に沈着する場含がアミロイド腎症である.
 アミロイド症にはいろいろの分類があるが1-3),全身性アミロイド症の分類としてHeptinstall2)らは,アミロイドの沈着部位からPerireticulin amy-loidosis Pericollagen amyloidosisに分け,一方,また,発生の病因から,(1)遺伝性,(2)後天性,(3)特発性に分類し,この2つの分類を組み合わせているが,後天性には感染に続発のもの.およびリウマチ様関節炎によるものをあげ,特発性を原発性のものとしており,遺伝性のものとしてfamilial Mediterranean feverによるものをあげている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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