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文献詳細

雑誌文献

medicina5巻10号

1968年10月発行

文献概要

グラフ

負荷心電図の読みかた

著者: 水野康1

所属機関: 1名大第一内科

ページ範囲:P.1252 - P.1256

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 狭心症発作時には,いわゆる冠不全心電図がみられる,特徴あるST降下と,ときにはTの平低化や陰転を伴う,発作が終わると,このST-T変化は減じて心電図上なんらの変化もみられないことがある(25-37%).非発作時にその診断を確実にするにはなんらかの方法で冠不全の状態を再現させて心電図をとらねばならない.この方法として薬物負荷,過食,低酸素負荷試験などの誘発試験が行なわれることもあるが,運動負荷試験が一般に用いられている.現在最も広く行なわれているMasterの2階段試験について図解する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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