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文献詳細

雑誌文献

medicina5巻12号

1968年12月発行

文献概要

カラーグラフ

ベーチェット症候群(ベーチェット病)

著者: 清水保1

所属機関: 1東大物療内科

ページ範囲:P.1392 - P.1393

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 近年,わが国におけるベーチェット症候群(ベーチェット病)患者の増加は,内外の注目をひくところであり,本症患者に接する機会はまれではない.本症は,いわゆる粘膜・皮膚・眼症候群の範疇に包括されているが,その症状発現はmuco-cutanco-ocularの領域にかぎらず,きわめて多彩で,主症状以外に関節,消化管,血管系および中枢神経系(いわゆるNeuro-Behçet型)など,広く全身的であり,かつ個々の症状が再燃を反復するのを特徴的とする独立した全身病である.ここには臨床の実際において,最もしばしばみられる症状について図示する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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