icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina5巻12号

1968年12月発行

Leading Article

臨床検査センターの今後の課題

著者: 小酒井望1

所属機関: 1順大臨床病理

ページ範囲:P.1401 - P.1403

文献概要

中央検査室と検査センターのちがい
 各地に医師会の臨床検査センターをはじめ私立の検査所(研究所あるいは臨床検査センターの名称を使用しているところが多い)が多数できている.医師会立の臨床検査センターは別として,私立の検査所に関しては,その数・設備など実態が十分つかめないということである.
 ともかくこのような検査施設が増加することは,一般的にいえば,臨床検査が普及し,めんどうな検査を行なうことができなかった診療所の医師が,必要な検査を十分に駆使して,高度の医療を行ないうるようになったわけで,医療の進歩のために慶賀すべきことである.またこれらの検査施設は,集団検診の一翼をにない,地域の予防医学的活動に重要な役割を果たそうとしている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら