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急性骨髄性白血病の白血病細胞(3)
著者: 日野志郎1
所属機関: 1東京逓信病院内科
ページ範囲:P.1424 - P.1424
文献購入ページに移動 第3の群に属するのは、著明なアズール顆粒をもち,あるいはAuer小体をもつものである.Auer小体は,アズール顆粒が融合して結晶状になったもの,と理解されるようになっているので,同列に扱ってよいだろう.
多少の異論はあるにしても,Auer小体の存在は急性骨髄性白血病の診断基準の1つと考えてよい.また,アズール顆粒があるものは前骨髄球とすべきものであるが,服部らが"この顆粒の性質が明らかにされるまでは,かりにこのような細胞を病的顆粒をもった骨髄芽球とよんでおく"と述べているように,一般には骨髄芽球といっている.すべてペルオキシダーゼ反応陽性である.
多少の異論はあるにしても,Auer小体の存在は急性骨髄性白血病の診断基準の1つと考えてよい.また,アズール顆粒があるものは前骨髄球とすべきものであるが,服部らが"この顆粒の性質が明らかにされるまでは,かりにこのような細胞を病的顆粒をもった骨髄芽球とよんでおく"と述べているように,一般には骨髄芽球といっている.すべてペルオキシダーゼ反応陽性である.
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