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治療のポイント
腎障害時の化学療法
著者: 中村昇1
所属機関: 1慈恵医大上田内科
ページ範囲:P.1429 - P.1431
文献購入ページに移動 腎障害患者に薬剤を投与すると,排泄が制限されるために体内に蓄積が起こり,その結果種々の副作用が起こったり,または増強する危険がある.抗生剤の腎排泄様式は,その種類によって異なっているが,腎から排泄されるものが多く,抗生剤の腎排泄いかんは血中濃度,病巣内濃度に影響するので,腎障害時の抗生剤の使用方法にはいくつかのくふうがいる.
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