文献詳細
文献概要
症例 全身性疾患と腎・4
全身性エリテマトーデスと腎
著者: 木下康民1
所属機関: 1新大内科
ページ範囲:P.1484 - P.1486
文献購入ページに移動SLEと腎病変の特徴
膠原病のうち,もっとも頻度の多い,かつ代表的疾患ともいいうる全身性エリテマトーデス(以下SLEと略す)と腎について述べる.
SLEは典型的な場合には原因不明の敗血症のような発熱と皮膚に特有な発疹を示し,全身結合織に進行性のフィブリノイド変化のみられる疾患である.再発を繰返し,最後には死の転帰をとる.男性にはまれで,20-30歳代の女性に多い.
膠原病のうち,もっとも頻度の多い,かつ代表的疾患ともいいうる全身性エリテマトーデス(以下SLEと略す)と腎について述べる.
SLEは典型的な場合には原因不明の敗血症のような発熱と皮膚に特有な発疹を示し,全身結合織に進行性のフィブリノイド変化のみられる疾患である.再発を繰返し,最後には死の転帰をとる.男性にはまれで,20-30歳代の女性に多い.
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