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文献詳細

雑誌文献

medicina5巻2号

1968年02月発行

文献概要

Leading Article

がん集団検診の問題点

著者: 山形敞一1

所属機関: 1東北大内科

ページ範囲:P.177 - P.179

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 胃がんの早期発見のために集団検診の必要なことは現在では常識となつているが,それでもまだ問題とされるべきことが少なくはない。これらの問題点を考えるために,まずわれわれの実施している宮城県の胃集検方式,いわゆる宮城方式は,図1〜2に示したとおりである。
 第1の問題点は県対がん協会と県衛生部,市町村,職域との事前うちあわせと啓蒙であるが,これは事務的な領域であるから,ここではふれないことにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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