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検査データどう読みどうする?
尿塩化第二鉄反応陽性
著者: 大浦敏明12
所属機関: 1大阪市立小児保健センター第1内科 2阪市大小児科
ページ範囲:P.434 - P.434
文献購入ページに移動フェニルケトン尿症診断のための塩化鉄反応
尿の塩化鉄反応は,古くからGerhardt試験とよばれてアセト酷酸の検出に用いられた。陽性の場合は褐赤色または暗赤色を呈する。しかしここで問題にする塩化鉄反応は,Folling反応ともよばれ,フェニルケトン尿症患者尿中に出現するフェニル焦性ブドウ酸検出を目的とするものである。検査法には試験管法と試験紙法(PhenistixまたはPhenitip)とがあり,いずれもフェニル焦性ブドウ酸の量に応じて緑色を呈する。
尿の塩化鉄反応は,古くからGerhardt試験とよばれてアセト酷酸の検出に用いられた。陽性の場合は褐赤色または暗赤色を呈する。しかしここで問題にする塩化鉄反応は,Folling反応ともよばれ,フェニルケトン尿症患者尿中に出現するフェニル焦性ブドウ酸検出を目的とするものである。検査法には試験管法と試験紙法(PhenistixまたはPhenitip)とがあり,いずれもフェニル焦性ブドウ酸の量に応じて緑色を呈する。
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