icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina5巻4号

1968年04月発行

文献概要

EDITORIAL

クモ膜下出血の問題点

著者: 黒岩義五郎1

所属機関: 1九大脳研神経内科

ページ範囲:P.468 - P.468

文献購入ページに移動
 クモ膜下出血は,脳卒中の約10%を占めるが,臨床的に1)壮年に起こり,2)急激に死亡することが多く,3)再発も多く,4)また外科的に動脈瘤の手術の可能性があることなどから重要なものである。
 本症では脳幹部を圧迫して発病後20分くらいで死亡することもあり,心死と誤まられることもある。これに対し脳内の出血では重症例でも20〜30分以内に死亡することはまれである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら