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文献詳細

雑誌文献

medicina5巻4号

1968年04月発行

診断のポイント

若い婦人の貧血

著者: 河北靖夫1

所属機関: 1熊大内科

ページ範囲:P.475 - P.477

文献概要

若い婦人に特にみられる貧血
 婦人は月経,妊娠,分娩,授乳などによつて,鉄を失うことが多いので,男性に比べて一般に鉄欠乏をきたしやすい。ことに若い婦人には,古くから思春期女子の萎黄病Chlorosisとして注目されているものを含めて,本態性低色素性貧血とよばれる鉄欠乏性貧血がよくみられる(図)。また本貧血に比べると,はるかに少ないが,妊娠性巨赤芽球性貧血も,その発生頻度をみると,若い婦人に多い(表)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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