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文献詳細

雑誌文献

medicina5巻6号

1968年06月発行

文献概要

統計

交通事故負傷者の追跡(2)

著者: 菅沼達治1

所属機関: 1厚生省統計調査部

ページ範囲:P.673 - P.673

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 前号に続き,全治1カ月以上と診断された青壮年男子の後遺症についてふれたいと思います.半年後では足のしびれを訴えるものが34.0%ともっとも多く,記憶力減退25.5%,手のしびれ,思考力減退,感情不安定なども20%をこえています,1年後でも,半年後の様相と大きな差はみられませんが,29.6%の足のしびれについで,頭痛が27.8%の多きに達しています.
 また,例数は少ないのですが,重大な後遺症である精神異常が2例,てんかん発作4例,失明・聾が4例にみられます.この表には脳神経に関連した後遺症を主としてかかげましたが,その他の訴えも半年後では63.8%,1年後ではやや減って42.6%にみられます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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