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文献詳細

雑誌文献

medicina5巻6号

1968年06月発行

文献概要

グラフ 内科疾患と皮膚

皮膚の網の目状の紅斑(Livedo)

著者: 西山茂夫1

所属機関: 1東大皮膚科

ページ範囲:P.683 - P.684

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 皮膚の網の目状の紅斑は,自覚症状がないために,しばしば見のがされやすい.しかし,皮膚の小血管の緊張性弛緩性症候群の1つとして,いろいろな全身的原因によって発生するので,内科診断学上重要な症状である.すなわち,おもに中枢性および末梢性の循環障害のとき,異常蛋白血症を伴う疾患のときにみられる.また全身性疾患の結果ではなく,血管運動性の不安定な素質を示す1つの皮膚症状である場合もある.
(本文116ページとあわせてお読みください.)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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