文献詳細
文献概要
グラフ 内科疾患と皮膚
皮膚の網の目状の紅斑(Livedo)
著者: 西山茂夫1
所属機関: 1東大皮膚科
ページ範囲:P.683 - P.684
文献購入ページに移動 皮膚の網の目状の紅斑は,自覚症状がないために,しばしば見のがされやすい.しかし,皮膚の小血管の緊張性弛緩性症候群の1つとして,いろいろな全身的原因によって発生するので,内科診断学上重要な症状である.すなわち,おもに中枢性および末梢性の循環障害のとき,異常蛋白血症を伴う疾患のときにみられる.また全身性疾患の結果ではなく,血管運動性の不安定な素質を示す1つの皮膚症状である場合もある.
(本文116ページとあわせてお読みください.)
(本文116ページとあわせてお読みください.)
掲載誌情報