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文献詳細

雑誌文献

medicina5巻6号

1968年06月発行

文献概要

特集 くすりの新しい使いかた

冠拡張剤

著者: 新谷博一1

所属機関: 1昭和大内科

ページ範囲:P.697 - P.701

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 狭心症をはじめ虚血性心臓病の薬物療法は,基礎疾患である冠状動脈硬化に適確な治療薬がまだできていないので,こんにちでも冠拡張剤がいわゆる抗狭心症薬(antianginal drug)の中心として広く使用されている.
 また,最近数年来,新しい冠拡張剤がつぎつぎと開発されており,一方,冠拡張剤の作用機序についても,従来と異なった見解が支配的になってきている,最近における虚血性心臓病の増加傾向と相まって,この薬剤に対する一般の関心はかなり高まっているようである.以下,冠拡張剤の臨床薬理面にすこしふれたのち,冠拡張剤の使用法について述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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