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治療のポイント
抗ヒスタミン剤
著者: 高橋昭三1
所属機関: 1昭和大・第1内科
ページ範囲:P.838 - P.839
文献購入ページに移動 臨床的に使用しうる抗ヒスタミン剤(抗ヒ剤)としてMosnierやHalpern(1942年)の研究になるAnterganが出現して以来こんにちまで数多くの抗ヒ剤が開発されてきた.
抗ヒ剤はその名の示すごとく抗ヒスタミン作用をもっていることはもちろんであるが,また多少なりとも抗アセチルコリン作用や抗セロトニン作用を兼ねそなえているものが多く,抗ブラジキニン作用をもっているものもある.後セロトニン作用,抗ブラジキニン作用が強く,特に抗セロトニン剤,抗ブラジキニン剤と称されている薬剤もある.抗ヒ剤の多くは局所麻酔作用をもち外用にも用いられるが,私にはその経験がないので割愛する.
抗ヒ剤はその名の示すごとく抗ヒスタミン作用をもっていることはもちろんであるが,また多少なりとも抗アセチルコリン作用や抗セロトニン作用を兼ねそなえているものが多く,抗ブラジキニン作用をもっているものもある.後セロトニン作用,抗ブラジキニン作用が強く,特に抗セロトニン剤,抗ブラジキニン剤と称されている薬剤もある.抗ヒ剤の多くは局所麻酔作用をもち外用にも用いられるが,私にはその経験がないので割愛する.
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