icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina5巻7号

1968年07月発行

文献概要

今月の表紙

正常骨髄中の骨髄芽球(3)

著者: 日野志郎1

所属機関: 1東京逓信病院内科

ページ範囲:P.901 - P.901

文献購入ページに移動
 前の2号と同じ方式と同じ方針で選んだ図を示した.健康な別の男子学生(22歳)の胸骨骨髄穿刺標本から撮ったものであるが,結果的にみると,わたしが骨髄芽球と判断したものには,前の2例で骨髄芽球としたものと比較して著しい違いがある.
 同じ標本の上で,前骨髄球を基準にして幼若な方向にたどっていき,このような結果になったわけであるが,前骨髄球にすでに差があった.写真の枚数の関係でおみせできないしかし,今度の写真にでてくる好中成熟球やリンパ球を,以前のそれと比較すればわかるように,白血球系,とくに核が濃染している.したがって骨髄芽球の差も,個人差というより,標本のできや染まりに関係しているのではなかろうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら