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文献詳細

雑誌文献

medicina5巻8号

1968年08月発行

検査データどう読みどうする?

低カリウム血症

著者: 越川昭三1

所属機関: 1東京医歯大第2内科

ページ範囲:P.916 - P.916

文献概要

血清K値
 血清Kの正常値は3.6-5.0mEq/lである.3.5mEq/l以下を低K血症という.Kは体内に約3000mEqが含まれるが,その大部分(98%)が細胞内に分布し,血清や細胞外液には,わずか2%が存在するにすぎない.体内のKの変動は,この細胞内Kに左右され,血清K値はかならずしも体内Kの動きを忠実に反映しない.血清K値の解釈・評価がむずかしいのは,この点に由来する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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