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特集 内分泌疾患に強くなる 総論
内分泌疾患の診断におけるホルモン測定
著者: 清水力1
所属機関: 1北海道大学病院検査・輸血部
ページ範囲:P.1728 - P.1732
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◎免疫学的測定法によるホルモン測定のもつ特性を理解する.
◎同時に複数のホルモン測定を行った際,測定項目数により請求上限点数が定められているため,想定される内分泌疾患に関連する必要最小限のホルモン測定を行う.
◎ホルモンを測定する際には,採血の状況や服薬の有無など,採血条件を念頭に置いて結果を解釈する.
◎免疫学的測定法によるホルモン測定のもつ特性を理解する.
◎同時に複数のホルモン測定を行った際,測定項目数により請求上限点数が定められているため,想定される内分泌疾患に関連する必要最小限のホルモン測定を行う.
◎ホルモンを測定する際には,採血の状況や服薬の有無など,採血条件を念頭に置いて結果を解釈する.
参考文献
1)笠原良彦,金村 茂:ホルモンの検査―検査前検査.臨床検査52:1119-1125, 2008
2)Isojima T, et al:Standardized centile curves and reference intervals of serum insulin-like growth factor-I(IGF-I)levels in a normal Japanese population using the LMS method. Endocr J 59:771-780, 2012
3)Gao P, et al:Development of a novel immunoradiometric assay exclusively for biologically active whole parathyroid hormone 1-84;Implications for improvement of accurate assessment of parathyroid function. J Bone Miner Res 16:605-614, 2001
4)Slatopolsky E, et al:A novel mechanism for skeletal resistance in uremia. Kidney Int 58:753-761, 2000
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