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特集 内分泌疾患に強くなる 専門医に学ぶ内分泌疾患の診断・治療 【甲状腺疾患】
亜急性甲状腺炎
著者: 窪田純久1
所属機関: 1くぼたクリニック
ページ範囲:P.1768 - P.1771
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◎甲状腺中毒症を呈し,甲状腺に痛みがある場合,最初に鑑別すべき疾患である.
◎亜急性甲状腺炎と急性化膿性甲状腺炎は治療法が異なるため,鑑別は慎重に行う必要がある.
◎プレドニゾロン投与を15mg/日より開始し2週ごとに5mgずつ漸減すると,症状が速やかに改善され,再燃は少ない.
◎甲状腺中毒症を呈し,甲状腺に痛みがある場合,最初に鑑別すべき疾患である.
◎亜急性甲状腺炎と急性化膿性甲状腺炎は治療法が異なるため,鑑別は慎重に行う必要がある.
◎プレドニゾロン投与を15mg/日より開始し2週ごとに5mgずつ漸減すると,症状が速やかに改善され,再燃は少ない.
参考文献
1)Nishihara E, et al:Extent of hypoechogenic area in the thyroid is related with thyroid dysfunction after subacute thyroiditis. J Endocrinol Invest 32:33-36, 2009
2)Volpé R:The management of subacute(DeQuervain's)thyroiditis. Thyroid 3:253-255, 1993
3)Kubota S, et al:Initial treatment with 15 mg of prednisolone daily is sufficient for most patients with subacute thyroiditis in Japan. Thyroid 23:269-272, 2013
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