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特集 内分泌疾患に強くなる 専門医に学ぶ内分泌疾患の診断・治療 【下垂体疾患】
Cushing病
著者: 二川原健1 大門眞1 須田俊宏2
所属機関: 1弘前大学大学院医学研究科内分泌代謝内科 2青森労災病院
ページ範囲:P.1788 - P.1791
文献購入ページに移動◎Cushing病は時に致死的となる疾患である.30μg/dL以上の高コルチゾール血症は特に危険である.
◎高血圧や糖尿病のみならず,骨粗鬆症のなかにもCushing症候群は潜んでいる.
◎Cushing症候群の特異的身体徴候のなかで早期に現れやすいのは,中心性肥満と前腕屈側の皮膚菲薄化である.
◎メタボリックシンドロームなどのなかから積極的に疑い例を発見して,内分泌専門医に紹介することが望まれる.
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