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特集 内分泌疾患に強くなる 専門医に学ぶ内分泌疾患の診断・治療 【下垂体疾患】
中枢性尿崩症
著者: 岩崎泰正1
所属機関: 1高知大学大学院臨床医学部門
ページ範囲:P.1802 - P.1805
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◎尿崩症の診断では,まず心因性多飲症を除外し,かつ中枢性か腎性かを鑑別する.
◎基礎疾患の有無を慎重に検索することが重要である.
◎最近,DDAVP経口製剤の使用が可能となった.
◎尿崩症の診断では,まず心因性多飲症を除外し,かつ中枢性か腎性かを鑑別する.
◎基礎疾患の有無を慎重に検索することが重要である.
◎最近,DDAVP経口製剤の使用が可能となった.
参考文献
1)Iwasaki Y, et al:Aggravation of subclinical diabetes insipidus during pregnancy. N Engl J Med 324:522-526, 1991
2)Fujisawa I:Magnetic resonance imaging of the hypothalamic-neurohypophyseal system. J Neuroendocrinol 16:297-302, 2004
3)Moses AM, et al:Use of T1-weighted MR imaging to differentiate between primary polydipsia and central diabetes insipidus. Am J Neuroradiol 13:1273-1277, 1992
4)厚生労働省科学研究費補助金難治性疾患克服研究事業ホームページ http://rhhd.info/sarch
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