文献詳細
特集 内分泌疾患に強くなる
専門医に学ぶ内分泌疾患の診断・治療 【性腺疾患】
文献概要
ポイント
◎原発性性腺機能低下症例では,染色体異常や第2次性徴が欠如することが多い.
◎原発性無月経(満18歳を過ぎても月経発来を認めない)では,外性器の異常,子宮の有無を確認することが重要である.
◎続発性性腺機能低下では,身体的特徴はあまり著明ではなく,無月経,不妊を主訴とすることが多く,体重減少に留意する.
◎ホルモン補充療法(Kaufmann療法)や不妊治療が必要であり,早めに婦人科医に相談することが望ましい.
◎原発性性腺機能低下症例では,染色体異常や第2次性徴が欠如することが多い.
◎原発性無月経(満18歳を過ぎても月経発来を認めない)では,外性器の異常,子宮の有無を確認することが重要である.
◎続発性性腺機能低下では,身体的特徴はあまり著明ではなく,無月経,不妊を主訴とすることが多く,体重減少に留意する.
◎ホルモン補充療法(Kaufmann療法)や不妊治療が必要であり,早めに婦人科医に相談することが望ましい.
参考文献
1)石川睦男,千石一雄:内分泌疾患マニュアル―性腺機能低下症(女性).日医師会誌27:284-285, 2002
2)千石一雄,他:オフィスギネコロジー:第一度無月経.臨婦産66:32-37, 2012
掲載誌情報