文献詳細
文献概要
連載 神経診察の思考プロセス 一般内科外来のカルテから・7
血圧が下がり,不安定になった
著者: 大生定義1
所属機関: 1立教大学
ページ範囲:P.1858 - P.1861
文献購入ページに移動症例:梨田裕之(仮名)77歳男性
近医で10年前から高血圧の治療を受け,現在の処方はノルバスク®とブロプレス®である.年に1,2回程度,症状が気になると,当院外来を受診してきた.その度に検査などを受け報告書をもらって近医に戻っていた.
問診票の診察前の血圧100/65 mmHg,脈拍78回/分 整,体温35.8℃.
近医で10年前から高血圧の治療を受け,現在の処方はノルバスク®とブロプレス®である.年に1,2回程度,症状が気になると,当院外来を受診してきた.その度に検査などを受け報告書をもらって近医に戻っていた.
問診票の診察前の血圧100/65 mmHg,脈拍78回/分 整,体温35.8℃.
参考文献
1)社団法人日本老年医学会:健康長寿診療ハンドブック―実地医家のための老年医学のエッセンス http://www.jpn-geriat-soc.or.jp/gakujutsu/handbook.html
2)北野邦孝:ふらつく,神経内科の外来診療―医師と患者のクロストーク,第3版,p 224,医学書院,2013
3)Snijders AH, et al:Bicycling breaks the ice for freezers of gait. Mov Disord 26:367-371, 2011
4)水野美邦:パーキンソン病の診かた,治療の進めかた,中外医学社,2012
5)Noyce AJ, et al:Meta-analysis of early nonmotor features and risk factors for Parkinson disease. Ann Neurol 72:893-901, 2012
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