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特集 内科診療にガイドラインを生かす 総論
診療ガイドラインに対する誤解と偏見
著者: 上野文昭1
所属機関: 1大船中央病院
ページ範囲:P.24 - P.26
文献購入ページに移動 以前からわが国にあった各種疾患の診療指針は,その疾患を専門とする医師グループの合議により作成されていた.EBMの概念が浸透するにつれ,ようやく周到な作成手法を順守した診療ガイドライン(practice guideline:PG)が普及し,ほとんどすべての主な疾患に関する診療ガイドラインが整備されるようになった.
しかし,いくら科学的妥当性の高いPGがあっても,それが正しく使われなければ意味をなさない.PGの正しい理解は別項に譲るとして,本稿ではPGの適正使用を阻んでいる誤解や偏見について述べてみたい.
しかし,いくら科学的妥当性の高いPGがあっても,それが正しく使われなければ意味をなさない.PGの正しい理解は別項に譲るとして,本稿ではPGの適正使用を阻んでいる誤解や偏見について述べてみたい.
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